ピンクの唇を手に入れるためには、ケアと同じくらい「原因を断つ」ことが大切です。
唇の黒ずむ原因とは?
「歳を重ねるにつれて、唇の黒ずみやくすみが気になるようになってきた」
という声をお客さまより多くいただきます。
黒ずみにも様々な理由はありますが、大きく分けて、
- 日焼け
- 乾燥
- 摩擦
の3つです。
日焼け
春~秋にかけてUVケアの必要性が言われてから、多くの方が、夏以外にもUVケアをするようになりました。
化粧下地には「SPF25」など記載があるものがほとんどになっています。
他にも便利な日焼け止めスプレーが売れ始めて、髪の毛に日焼け止めを塗るようになった方もいるほど、UVケアはたくさんの
人に定着しました。
そんな中でも不思議なことに今でも唇のUVケアをされている方はとても少数です。
SPF15などの記載があるリップクリームも存在します。
日傘などで直射日光をさけつつもリップなどの日焼け止めでくちびるを紫外線から守りましょう。
乾燥
唇は、ヒフがうすくデリケートです。
刺激や保湿の不足によってヒフの一番外側にあるくちびるを乾燥から守る、ラップのような役割をもった角質層がはがれて唇が乾燥してしまいます。
そのような弱った状態になるとちょっとした刺激や乾燥でもダメージが大きく、唇から潤いがどんどん無くなってしまいます。
また、お肌自体が弱ってしまうためとうがらしやポン酢など刺激の強い食べ物で唇が赤くなってしまうことがあります。
唇への過度な刺激はできるかぎりさけて乾燥する前に保湿することを心がけてください。
摩擦
刺激と似ていますが、唇への摩擦が多いと唇が「攻撃されている」と感じて赤くなります。
その後唇自身が赤みを抑えようと働きその働きの後に黒ずみが残るという場合があります。
代表的なのがひざこぞうの黒ずみです。
とくに怪我もしていないのに和式生活などでひざを床に着く機会が多い人はお肌への刺激が強すぎたのかもしれません。
唇に起こるまさつで多いのは、「口紅やグロスを伸ばすとき」「歯を磨くとき」この2つが多いと言われています。
できるだけ唇への刺激は控えて黒ずみの原因を減らしましょう。
刺激の強い化粧品の使用
唇の色を染めると言われているティントや、唇をぷっくらさせる効果のあるプランパーなどは使いすぎに注意してください。
お肌への刺激が強いので少しでも唇に違和感を感じらましたら無理に最後まで使わず途中で使用を終了することをオススメしております。
続いて、ケア方法をお伝えいたします。
保湿
唇には汗を出す「汗腺」が無いと言われております。そのため他の部分に比べて乾燥しやすくなっております。一般的には300円程のリップスティックが使用される方が多いですが、保湿に一番効果的なのは「ワセリン」です。これまでは、白いフタに入った持ち歩きには適していないものしかありませんでしたが、最近は唇に塗りやすい「ベビーワセリンリップ」という商品が販売されておりますのでオススメです。
UVケア
リップに「SPF20 PA++」といった、UVカット成分が配合されているリップを使用しましょう。合わせて、日傘・UVカットできるメガネを使用しましょう。
SPF20でしたら、約6時間、日焼けを防ぐ効果が期待できると言われています。リップの場合、毎食後や、唇の乾燥が気になるときなど比較的こまめに塗り直すことができるので、個人的にはSPF10(約3時間)ぐらいでもいいかと思います。SPFが高すぎるとお肌を乾燥させてしまうことがありますので、数字が大きすぎないものを選びましょう。
リップパック
お風呂上がりや就寝前に、唇をワセリンなどで十分に保湿した上に、唇全体を覆えるくらいの大きさに切ったラップを唇に乗せてください。時間は5分~10分そのまま置きます。とてもカンタンなのに、効果が抜群ですので、ぜひとも1度行ってみてくださいね。